映画と銃 コルトシングルアクションアーミー
映画には様々な銃器が登場する
今回まとめるのは
アメリカ製の拳銃 コルトシングルアクションアーミー
西部開拓時代のアメリカを象徴する銃である
開発国 アメリカ
装弾数 6発
使用弾数 45ロングコルト
開発年 1873
アメリカを代表する銃器メーカーであり、リボルバー拳銃を最初に
造った会社コルト社は
金属薬莢式リボルバーの開発でスミス&ウェッソン社に遅れをとっ
ていた
そこで開発されたのがこの銃である
それまでコルト社は自社製のパーカッション式リボルバーを金属薬
莢式に改造したものを製造していたが、
構造的に強度不足が指摘されたためシリンダー上部にフレームを渡
して強度の向上を図った本銃のデザインが考案された
本銃はアメリカ陸軍のトライアルを受け、シングルアクションアー
ミーとして制式化
1873年7月には8000丁が発注され、以降1890年までには37060丁の
本銃が納品されている
構造が単純で、堅牢、故障もほどんどない。しかも撃ちやすくて威
力もあるため軍用だけではなく民間用としても非常に好評であった
様々な銃身長や口径のものも生産されており銃身が4.75インチの
シビリアン
銃身が5.5インチの
アーティラリー
銃身が7.5インチの
キャバルリー
さらには銃身が14インチ(30㎝~43㎝)と異様に長い
バントラインスペシャルというものもある
(ワイアットアープが使用していたとも言われているが本当
のことはわからない)
ピースメーカー、シックスシューター、イクォライザー、な
どの多数の別名、愛称も付けられている
映画的な話では、西部劇では多くの作品に登場する、『荒野
銃を
「世界で最も高貴な銃」と表現している